ABOUT


水口細工(みなくちざいく)とは
 東海道の宿場町、水口宿(滋賀県甲賀市水口町)の名物のひとつで、水口町で昭和期まで作られた細工物の総称です。
 最盛期には千人以上の人が携わったとされ、葛籠笠(つづらがさ)、煙管(きせる)入れや、伊勢神宮の献納品、皇室への献上品として作られましたが、昭和40年代に途絶えます。
 2000年、水口細工復興研究会が発足。以降、復興に向けた継続的な取り組みを行っています。
 

石川工房
山野に自生するクズ・アオツヅラフジ・シュロなどの採取、加工、編み全ての工程を一人で行う工房。そのため作れる数に限りがありますが、水口細工の制作販売の唯一の工房として現代の暮らしに合うように制作しています。

石川航二
職人。1974年滋賀県甲賀市水口町生まれ。
大阪体育大学卒業後、園城寺(三井寺)佛教尊像修復院で佛像修復を習得、その後独立し佛像修復、木工、漆工に携わりながら水口細工の制作・販売を行う。


経歴
2013.10  水口細工復興研究会入会
2017       水口細工の販売開始
2018.3    第17回全国編み組工芸品展(福島県)三島町長賞
2018.11  第72回滋賀県美術展覧会 入賞
2019.3    第18回全国編み組工芸品展(福島県)奨励賞
2022.6    第72回全国植樹祭しが2022 天皇皇后両陛下ご使用 のお絞受の制作

出演
2022.3    FM滋賀(e-radio)「湖国サウンドスナップ」
2022.7    BSJapanext「西川貴教のバーチャル知事」